工場・事業所で空調を増やすと、既存設備と同時に使う電力が増えるため、受電容量と契約区分の確認から始めるのが実務的です。
工場・事業所の空調増強と受電容量
結論
- 低圧契約のまま増設できるかは、空調の台数だけでなく、既設負荷、同時使用率、主幹容量、実測デマンドで判断します。
- 高圧化やキュービクルが必要かは、現地の受電状況と増設後のピークを確認してから判断します。
- 空調、EV充電、200V機器、製造設備の増設予定が重なる場合は、個別設備ごとではなく受電容量から整理します。
確認するポイント
契約区分
低圧電灯、低圧動力、高圧受電など、現在の契約区分と契約電力を電気料金明細で確認します。
主幹と分電盤
主幹ブレーカー、動力盤、空き回路、幹線サイズを確認し、増設分をどこから取れるかを見ます。
実測デマンド
夏季ピークや操業時間帯の実測を見て、空調増設後に契約電力へ近づくかを判断します。
将来増設
EV充電、200V機器、製造設備、厨房、冷蔵冷凍など、近い将来の増設も同じ電力枠で見ます。
よくある確認点
空調を増やすと、なぜ受電容量の確認が必要ですか。
空調は同時運転時の電力が大きく、既存設備、EV充電、製造設備、厨房、照明などと重なると契約電力や主幹容量の上限に近づきやすくなります。
低圧のまま増設できるか、高圧化が必要かはどう判断しますか。
契約区分、主幹容量、実測デマンド、既設負荷、増設予定の同時使用率を見て判断します。机上の台数だけで高圧化を断定しません。
最初に何を用意すれば相談しやすいですか。
電気料金明細、契約種別、主幹ブレーカー容量、既設設備の一覧、増やしたい空調の台数と能力、増設時期があると確認が進めやすくなります。
条件・注意
- 低圧、高圧、動力、電灯などの契約区分と、現在の契約電力・主幹容量を先に確認します。
- 設備単体の定格だけでなく、同時に動く時間帯、繁忙期、夏季ピーク、将来増設を見ます。
- ここでは一般の工場・事業所向けの確認手順を示します。特定業種、特定取引先、内部商流を前提にした判断は公開ページでは扱いません。
確認日・出典
- 令和7年度補正予算 充電設備補助金 第1期・第2期 一般社団法人次世代自動車振興センター 確認日: 2026-06-02 公式情報を確認
- local-subsidies dataset 確認日: 2026-06-12